レトロ自販機までほっこり夜ドラ「中古タイヤ市場 相模原店 自販機コーナー」

むだにドライブ

こんにちは、悠帆堂です。
なんとなくどっか行きたいな、そんなに遠くじゃなくていいんだけど――。とある平日の夜、ふとそんな気分になって思いついた行き先は、相模原にあるレトロ自販機コーナー。正式な名称は「中古タイヤ市場 相模原店 自販機コーナー」ということで、本業はタイヤ屋さんです。
メディアで取り上げられたりネットにもいろいろと記事が上がったりしているので、今さらという感じではあるのですが、よろしければおつきあいください。それでは
いってみましょうか。

相模原市にある、レトロ自販機スポットの神奈川代表。

所在地は神奈川県相模原市南区下溝。といってもわたしもそれほど土地勘があるわけではない土地なのでナビを見ながら「ああ、北里大学病院とかあの辺かぁ」などとぼんやりした見当をつけて出かけていきました。

現地は県道507号線(通称:村富線)の「陽光台七丁目」交差点から「当麻」方面(JR相模線が走っている方向)へ折れてすぐのところ。入口はちょっと目立たない感じです。

ひっどい動画ですが…

どこか懐かしい感じの灯りがずらりと並んでお出迎え。

以前から画像や映像で見てはいたのですが実際に訪れてみると、なるほどかなりの数。オモテに出ているものだけでも50台近くあるようです。トータルでは100台以上と聞いています。

平日の夜ということもあってか、先客は一組だけ。それでも入れ替わり立ち替わりお客さんがやってきては帰っていきます。目立ったのは若いカップルや男女のグループ。懐かしいな、ああいうの――。それにしても、レトロ自販機をおもしろがる若い人が多いってほんとだったんですね。なんだか楽しそうでした。

そこそこ年季の入ったおじさんであるわたしにとっては、直球で懐かしいものばかり。雰囲気としてなんとなく懐かしいなーというだけではなくて、実際にお世話になったことがある自販機が少なくありませんでした。

建物内にも自販機がずらり。懐かしいモノを売ってます。

建物の中にも通路があり自販機が並んでいて、レトロ感のある駄菓子などを売っています。

自販機の中になにやらガイドブックらしきものがあったので購入してみました。個人の方が制作されている同人誌なのですね。中身の転載はできませんが、ここにある自販機たちが1台1台写真入りで紹介されています。帰宅してから楽しく読ませていただきました。

このほかにもレトロゲームのコーナーがあるようなのですが、夜なのでそちらは閉まっていました。残念。
ちなみに、そこには両替機もあるとのこと。ここまで来る途中、近所のコンビニに立ち寄ると、レジに「両替はご遠慮ください」と貼り紙がありました。もしかしてこの自販機コーナーで使う小銭を確保しようとする人がいるのかもしれませんね。この自販機コーナーでも昼間なら両替機が利用できますし、構内には1,000円札が使える新しめの自販機もあるので、夜間でも何か買うなどして崩すことができますよ。

昔々、アルバイト先でよく食べた天ぷらそばを同じ自販機で買って、夜のドライブを楽しむ若い人たちを眺めていると、なんだかいろいろなことを思い出して、癒されるようなちょっぴり切ないようなドライブになりました笑

■中古タイヤ市場 相模原店
●営業時間 10:00~19:00
●定休日 年中無休(年末年始を除く)